
そろばんのおはなし
- AYA
- 9月5日
- 読了時間: 2分
子どものころから親しまれてきた「そろばん」!
最近はアプリやスマホでも学べるようになり、便利な時代になりました。
けれども実際に手で玉をはじく音や感覚は、デジタルでは得られない体験です。
指先で「カチッ」と弾く瞬間、そのわずかな動きに神経が集中し、反射神経や細やかな運動感覚までも育まれていきます。
そろばんを使うとき、五感が自然に働いていることに気づきます。
→指先の触覚で玉を感じる
→視覚で数の配置をとらえる
→耳でリズムのような音を聞く
そして全身が集中へと導かれる…
こうして「手を動かしながら学ぶ」ことは、以前からもお伝えしているとおり👇
単に計算のスキルを磨く以上に、感覚そのものを育ててくれるのです。
そして、目に見えないことでいうならば、そろばんの音やリズムは“心を整える音”のようでもあります。
カチッ、パチッという規則的な響きが、呼吸や心拍のリズムに寄り添い、心の安定を支えてくれている…
まるで小さな瞑想のような時間が、指先から生まれているのかもしれません。
さらに教室でのそろばんは、ひとりではなく仲間と共に学ぶ体験。
最初はまわりの動きや音が気になるけれど、次第に集中が深まり、自分だけの世界に没頭できるようになります。
その切り替えの瞬間こそ、心を育てる大切な学びなのかもしれません。
デジタルの学びが主流になった今だからこそ、アナログの体験に改めて価値があります。
指先から心を整える「そろばん」。
それは計算の道具を超えて、“感覚と心を磨く道具”としての力を秘めています。
今こそ、五感を育てる習慣を大切にしていきたいですね。そして大人も、あらためてそろばんを始めてみるのも素敵かもしれません。
大人の習い事✨そろばんってありかも…と思ったりしています🌈
そろばんに限らず、ペン習字やピアノなど、
「手を使って学ぶ習い事」すべてに共通していることかもしれません✨
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