
「数字の奥にあるものを見る力」~目に見えないものを感じる感性を、そろばんと日常で育てる~
- AYA
- 8月8日
- 読了時間: 3分
◆はじめに…
目に見えないものに目を向けるタイミング!
最近、私たちの生活はとても便利になりました。
電子決済、電卓アプリ、AI…。
それらは確かに“早く・正確で・快適”な道具です。
でも、そんな時代だからこそ、「見えない部分」に目を向けたくなる瞬間がありませんか?
“本当に大切なもの”を見直すチャンス!
◆現代の子どもたちと数字
数字は“感じる力”でつかむもの。
最近、現金を使う機会が減り、子どもたちが「数字」に触れる機会も変わってきました。
レジで「おつりは?」と考える経験が減り、数字はただ画面に表示されるものに…
ある子は、1桁のそろばんはスラスラできるのに、2桁・3桁になると急に手が止まる。
なぜでしょう?
それは、数字を“考える”より先に、“感じる”経験が少ないからかもしれません。
数字のまとまり・動き・リズム…
それらは“センス”として体にしみこんでいくもの。
そろばんは、それを“見えないところ”から育ててくれるのです。
◆学習教室や塾など
“スピードと正解”の先にあるもの
家庭外で学ぶ、補助教育を受けられているお子さまな中でも数字が得意なお子さんも多くいます。
確かに、計算スピードや反復練習にとても強く、受験対策にも向いています。
でも一方で…
● 計算は速いけど、日常で数を「感覚的に」つかめない
● 数字の意味や流れに“体の感覚”がついてこない
● 答えは出せるけど、“なぜそうなるのか”が見えていない
そんな声もよく聞かれます。
これは、「頭で解く数字」には強くなっても、「体で感じる数字」には弱いという傾向かもしれません。
◆そろばんで磨く「見えない力」|数字の奥のセンス!
そろばんは、「数をイメージでとらえる」力を育ててくれます。
頭の中にそろばんを思い浮かべながら、数を“動かして”いく。
これが「珠算式暗算」と呼ばれる世界です。
この感覚こそ、
・数字の全体像をつかむ
・まとまり・バランスをとる
・数の流れを“感じて考える”
といった、“数字のセンス”の土台。
これは、学校のテストでは測れない「見えない力」であり、むしろこれからの時代にこそ必要な感覚かもしれません。
そして、目に見えない“数字の実感”
・お金を手で数える感覚
・お釣りを考える緊張感
・頭の中で数字をイメージする瞬間
・いま「何に」どれだけ使っているかを、自分で判断する意識
これらはすべて、目には見えないけれど、人生にとても大切な“内なる感覚”です。
といっても、テストがあれば、やはり、点数をとれる力も必要。どちらに偏ることなく、バランスをとりながら、目指すべきは…「点数をとれる力」も、「人生を生き抜く力」も、どちらも育てていけたら最高だなと…感じます…
◆最後に…
心を大切にする時期だからこそ、思いだし、忘れないでいてほしい。
◎数字の先にある「考える力」
◎計算の奥にある「感じる力」
◎正解の裏にある「自分なりの視点」
これらを、もう一度子どもたちに伝えていきたい。
そしてそれは、大人の私たちにも必要な感覚なのかもしれません。
私の★数字のスピリチュアル★のおはなしでした!
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