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母国語の大切さ。子どもに今、私たちができること

  • AYA
  • 5月24日
  • 読了時間: 3分

興味深いことを耳にしましたので、共有させていただきます。


インターナショナルスクールにお子さんを通わせていた親御さんからこんなお話を伺いました。


「語彙力がとても大切で、やっぱり母国語が一番の土台。小さい頃から英語が話せてコミュニケーションがとれても、語彙や文法の力がしっかりしていないと、いざビジネスや社会に出たときに通用しない。」


この言葉がとても印象的で、改めて「母国語の力」について考えさせられました。英語教育やグローバルな感覚ももちろん大事。でも、その前に「自分の言葉」でしっかり考え、表現する力があることが、すべての学びや人とのつながるベースができる。


とても胸に響くことでした。最近、本読んでなかったなあと、反省もあり…



どんなことがよいのか?


1. 読み聞かせの時間をつくる <ついおろそかに…>

読み聞かせは、語彙力・表現力を育てる基本中の基本。

物語を通して子どもの想像力や感情が育まれ、言葉の世界に自然と親しむことができます。


忙しい毎日の中でも、寝る前の5分でもOK。「ママ(パパ)が読んでくれる」という安心感と共に、言葉がつたわる。



2. たくさん会話をする <スマホばかりみてた…>

「今日何が楽しかった?」「この絵どう思う?」そんな何気ない会話のやりとりが、子どもの語彙力をどんどん広げます。


子どもの話にしっかり耳を傾け、時には質問を返してあげることで、言葉を引き出すことができます。



3. 日本の言葉・文化に触れる <同じ絵本になりがち…>

昔話やことわざ、童謡、俳句など、日本語の美しさや奥深さを体感できる文化に親しむことも大切です。


たとえば、「雨降って地固まる」などのことわざを、日常の出来事と結びつけて伝えることで、自然と理解が深まったり。


神社やお寺に出かけたときにも、看板やおみくじの言葉を一緒に読んでみると、思わぬ学びにつながることも。



4. 書く習慣を少しずつ取り入れる <遊んでばかり…>

文章を書くことは、語彙や文法、論理的な思考力を高めるのにとても効果的です。


最初は短くてもOK。お友だち、おじいちゃん、おばあちゃんにお手紙を書いたりするだけでも、立派な「ことばの練習」になります。



母国語があってこそ、他国語も活きる。


今は、子どもたちが英語や他言語に触れる機会も多くなっています。でも、その前にしっかりと自分の「母国語」を育てておくことで、他の言語の理解もぐんと深まり、将来の可能性が大きく広がります。


母国語は、考える力、感じる力、生きる力のベース。

私たち大人がその大切さを意識して、日々の中に「ことばの時間」を取り入れていきたいですね。



小さな積み重ねが、きっと未来の大きな力になるから。


ご参考になれば幸いです。

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